掛け持ちと担降り
わたしは長年NEWSの小山慶一郎が好きで、全国飛び回っていたけど、あるときふとそれが合ってるのか分からなくなり見つめ返して、担降りした。
以前にもこのブログで書いたからそこは深く触れないけど、担降りするか、掛け持ちするか迷った私の心を書いていきたいと思う。
小山慶一郎っていう存在は私にとってなくてはならないものだった。肩書きみたいな、わたし=小山慶一郎って感じの肩書きが友人の間でも成り立っていたと思う。それは独占とか、深い愛情ではなくて、わたしが小山慶一郎のファンであることを示している。
長年好きでいると、その分友人も長い付き合いの人が多くなる。私生活の友人ではなく、この世界の友人。現場でしか会わない人もいれば、プライベートで遊ぶこともある人もいる。そんな友人たちの間ではわたしは小山慶一郎という肩書きであったと思う。5年10年レベルでの友人で、誰が誰を好きかを把握してるから、=が成り立つ。
冬のツアーで迷い、悩み、少し距離を置こうなんて考えにたどり着いた。そんなの自由だし、勝手にすれば?なんて思うかもしれないけど、それを意味するのは、この世界の友人に会う機会がなくなるということ。
現場に行かないわけだから、機会は減る。さらに、追わなくなることで話にもついていけず、プライベートで遊ぶことも減る。そうゆうこと。
わたしは私生活での友人、俗に言うりあともというものが少ない。人見知りというわけではないけど、狭すぎる交友関係なんだと思う。
それもあって、小山慶一郎の肩書きを脱ぐとすれば当然友人も減り、孤立していく。
わたしはそれが怖かった。
そんな中、夏休みに入り、ひきこもる生活が続いた。誘われれば遊びに行くし、目的があれば誘って遊ぶけれど、目的もないのに遊びに行く意義を見いだせないわたしは基本的にひきこもる生活をしている。
なので、ひたすらテレビを見たり、昔録画した番組を見ていた。
たぶんここから先の話は前にも書いたからサクッと話すけど、結構大事だったりするよ。
ガムシャラ!って番組はあることは知ってたし、見たこともあった。でもJr.がわからなくて、つまんな!なにこれ!デビュー組出てないじゃん!なんて思って消してたんだと思う。
わたしが知っていたJr.は、昔からいる子ばかりで、松村北斗、森本慎太郎、ジェシー、田中樹、京本大我、井上瑞稀、中村嶺亜。
この子達は名前と顔が一致していた。
岩橋玄樹、神宮寺勇太も知っていたし、顔もわかっていたけど、いるんだな程度で、印象を挙げるとすれば、岩橋玄樹は野球めっちゃうまい眉毛太い目がおっきい子、神宮寺勇太は髪型がなんか変でチャラい子。
今でも時々思うけどね。笑
そんな知識の中見たわけだから当然わかるはずもなく、ただただ見ていた。ちょうどサマステ公演の我武者羅覇!のパフォーマンスの時期だったので、それぞれのチームがめちゃくちゃ頑張っている様子を映していた。
あーこの子、野球うまい子や〜
岸くんってこの子のことなんや〜なんか猿みたいな顔してるんやな〜
うわっめっちゃかわいい顔(後日調べたら田島将吾くんでした)
京本くん大きくなったなあ〜小学生のときはあんなに小さかったのに〜
森本慎太郎?え?これ森本慎太郎?信じられん、、、
まあこんな感じ。あ、神宮寺勇太の印象は相変わらずチャラい。
Mr.King vs Mr.Princeという存在を知ったのも、Sexy Boyzという存在を知ったのも、同じ時。
今ではMr.King vs Mr.Princeの扱いが多くなって、Sexy Boyzでいることは少なくなったんだよね?わたしはそのSexy Boyzの時代を知らないからなんとも思わないけど、やっぱり編成が変わることはファンにとって辛く悲しいことなのかもしれない、とは思う。
でもまあ、NEWSで考えてしまうけど、デビューしたって抜けてしまう人はいるし、デビューしたのに集合写真は減っていくし、そんなもの。寄せ集めだったからかな。
だから、プライベートで仲の良い5人だし、きっと大丈夫だと思うよ。Sexy Boyzのファンの皆さん。
媒体に載る機会は減るけれど、Mr.King vs Mr.Princeで載って、笑顔が減ったかもしれないけど、それは仕事であって、すなわちアイドルである。それを感じさせてはいけないわけだから、もう少し成長したらきっと変わると思うよ。
本当の笑顔がないとか言うけど、本当の笑顔って人が見てわかるもの?そうじゃない、本人にしかわからないよ。その人の気持ちに人は何をしたってなることはできないんだから。
ちょっとずれてしまった。心理部分はまた今度書こうかな。職柄、得意分野かもしれない。
そんな感じでガムシャラ見てて、ある子に目覚めて、とりあえず画像を調べ始めた。Twitterって便利だわ〜って思った。
そしたら、じぐいわ、ってワードにたどり着いた。なんだそれと思って調べた。それが最後だった。沼にはまってしまった。
今まで神宮寺勇太ってただのチャラい人だと思ってたけど、とんでもなく優しくて、頼れて、素晴らしい人だと思った。それと同時に、岩橋玄樹って神宮寺勇太といるとなんでこんなにも柔らかくなるんだろうと思った。
じぐいわ。
これが私を変えたのかもしれない。
この時はまだ小山慶一郎担当として生きていた。そして岩橋玄樹が担当に登りつつあった。
掛け持ち。
わたしは掛け持ちなんて絶対しないと思っていた。でも、この時は掛け持ちという言葉が頭をよぎった。
わたしって掛け持ちになっちゃうの?あんなに小山慶一郎が好きだったのに、そのわたしはどこへ行っちゃうの?
なんてどうでもいいことを考えてた。
そのままズルズル流れて、結局掛け持ち。
岩橋玄樹のことをとにかく頭に入れようと思っていたから頭の中に小山慶一郎はいなかったけれど。
見た目も、性格も、キャラも何もかも違うふたりを好きでいることはわたしにとってかなりの負担だった。
それ以前に、岩橋玄樹のことを頭に入れるべく、小山慶一郎が離れていっていた。
考える余裕すらない、久しぶりに人を好きになったんだから当たり前かな。
だってこの私が、NEWSが出ている番組より、ガムシャラを優先した(私の地域ではNEWSの特番が遅れて放送されて、被ってた)
そこでわかったのかもしれないな。
わたしには掛け持ちする余裕も頭もないこと、小山慶一郎から完全に離れたこと。
そのとき、掛け持ちを止めて、担降りにしようと思った。
掛け持ちする人ってすごいと思う。
現場が被ったら、どっちに行くの?
買うものも倍だし、時間も倍、その分友人も倍になるのかな。
でも、愛があれば乗り切れるのか、そうゆうものか。
わたしにはできなかった。だからひとりを選んだ。
これがわたしの掛け持ちと担降り物語。
ちなみに、掛け持ちしてたのは一週間。笑
浮気ってすごいな。